可変容量の暗号化ドライブを作る

ドライブの暗号化にはTrueCryptを使っている。
可変容量のファイルを作れないため、あらかじめ想定される最大サイズで暗号化ファイル(*.tcファイル)を作成する必要がある。
(もしくはドライブまるごと暗号化するか)

以下方法での可変容量の暗号化ファイル作成を行ってみる。

①Windowsディスクの管理
・[操作]メニュー > VHDの作成
・任意場所に可変容量のVHDファイル(VHDX)を作成する
・サイズは大きくする
・作成したらマウント

②TrueCrypeで上記のドライブを暗号化

→ 残念ながら②の作業ですべてのセクターに書き込みが発生するみたいで、VHDサイズはみるみるうちに増大。
VHDファイル可変容量の意味が無くなってしまった。


BitLockerを使ってみる

せっかくWindowsにBitLockerが入っているので、こちらを使ってみる。

①可変容量VHDファイルを作成しマウント
 2TBのディスクを作成。
 Hドライブとしてマウント。
 フォーマット完了時点のVHDXファイルサイズは260MB

②BitLockerを起動
 [コントロールパネル] > [システムとセキュリティ] > [BitLockerドライブ暗号化]

③固定データドライブ ボリューム(H)のBitLockerを有効にする

④ドライブのロック解除方法の選択
 "パスワード" か "スマートカード" を選択できる。
 パスワードを選択(スマートカードは持っていないので)

⑤回復キーのバックアップ方法
 ローカルに保存のほかに、クラウド(Microsoftアカウントに保存)も選べる
 Microsoftクラウドを選択してみる


→ 暗号化はすぐに完了する。
この時点でのVHDXファイルサイズは一気に増加し2592MB


暗号化したVHDXファイルをマウントする手順


①ディスクの管理でVHDXファイルをマウント

②エクスプローラーを開くとHドライブには鍵マークがついている
 Hドライブを開くとパスワード入力画面が開く
 パスワード入力でアクセスできるようになる


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