Linux:パーミッションの考え方

CentOS7 パーミッションの考え方

例えばhello.txtを作成
$ echo hello > hello.txt

ll または ls -l コマンドで情報を確認
$ lld
-rw-rw-r--. 1 user user 6 Jan 22 07:39 hello.txt

先頭10文字がパーミッションに関する情報

1文字目:ファイルの種類

"-" : ファイル
"d" : ディレクトリ
"l" : シンボリックリンク

2文字目~(3文字):ファイルの所有者に対する権限

"r" : 読み取り
"w" : 書き込み
"x" : 実行

5文字目~(3文字):ファイルの所有グループに対する権限

8文字目~(3文字):その他に対する権限


権限を数値で表す場合

権限のアルファベットを数値に変換し合算
"r" = "4" : 読み取り
"w" = "2" : 書き込み
"x" = "1" : 実行

上記の値を「所有者」「所有グループ」「その他」の順で表す

例えば「754」であれば
"7" = "r"+"w"+"x" - 所有者は読み取り・書き込み・実行権限を持つ
"5" = "r"+"x" - 所有グループは読み取り・実行権限を持つ
"1" = "r" - その他グループは読み取り権限を持つ

という感じらしい

権限の指定(数値指定)

chmod モード 対象ファイル で指定
$ chmod 777 hello.txt
$ ls -l
-rwxrwxrwx. 1 user user 6 Jan 22 07:39 hello.txt

権限の指定(アルファベット指定)

chmod ①変更対象②変更方法③変更内容 対象ファイル で指定

①変更対象
"u" : ユーザー
"g" : グループ
"o" : その他
"a" : すべて

②変更方法
"=" : 指定した権限にする
"+" : 指定した権限を付与する
"-" : 指定した権限を除去する

③変更内容
"r" : 読み取り
"w" : 書き込み
"x" : 実行

例えば先ほど付与した権限を元に戻す場合
$ chmod g-w hello.txt
$ chmod o-wx hello.txt
$ ls -l
-rwxr-xr--. 1 user user 6 Jan 22 07:39 hello.txt


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