Oracle 19.3をインストールしてみる #1

Windows10にダウンロード可能な最新のOracle(19.3)をインスールしてみる。


環境

VirtualBox 6.1.12 r139181
ゲストOS:Windows 10 Pro 1909 (18363.959)
ホストOS:Windows 10 Pro 1909 (18363.959)

ダウンロード

1. 以下リンクよりOracleのホームページへ
2. [製品] > [Oracle Database] > [Oracle 19cをダウンロード] > 19.3 "Microsoft Windows x64(64-bit)" の ZIP をクリック
3. "I reviewed and accept the Oracle License Agreement" にチェックし [Download WINDOWS_X64_193000_db_home.zip] を
クリック
4. Oracleログイン画面となるのでログインする (アカウントが無ければプロファイルの作成)
5. WINDOWS.X64_193000_db_home.zip がダウンロードされるので解凍
6. 今回は解凍した WINDOWS.X64_193000_db_home フォルダの中身をすべてISOファイル化し WINDOWS.X64_193000_db_home.iso の
名前で保存

インストール

1. 仮想Windowsの光学ドライブに、先ほど作成したisoファイルをマウント
2. 自動起動はしないようなので、CDドライブ内の setup.exe を実行

→ エラーが発生した。
Oracle Database 19c インストーラ
フレームワーク・ホームのパス"E:"が無効です。絶対パス名として指定する必要があります。
※ E:\はCDドライブ

よく分からないが、以下サイトの情報によると 18c以降、ソフトウェアのインストール方法が変更となった模様。
http://www.intellilink.co.jp/article/column/ora-report20190304.html

setup.exe?を置いたディレクトリがそのままORACLE_HOME?(ORACLE_BASEかも)になってしまうのか?

ということで、マウントしたCDの内容をHDD(D:\oracle\19c)へ全コピーし、再度setup.exeを実行してみる。

インストール (2回目)

1. コピーした setup.exe (D:\oracle\19c\setup.exe)の実行

→ 警告が発生した。
[INS-13001] Oracle Databaseはこのオペレーティング・システムではサポートされていません。
インストーラは、システムで前提条件チェックを実行しません。
続行しますか。
Windows 10 Pro であればサポートされていると思っていたが… OSのビルド番号までチェックしているのかもしれない。
https://www.oracle.com/jp/system-requirement/db-matrix-195845-ja.html#microsoft にはビルド番号までは記載されていない。

とりあえず [はい] ボタンで続行する。

2. ステップ 1/16 構成オプションの選択
データベースは後で構築したいので "ソフトウェアのみ設定" を選択

3. ステップ 2/9 データベース・インストール・オプションの選択
既定の "単一インスタンス・データベースのインストール" を選択

4. ステップ 3/9 データベース・エディションの選択
既定の "Enterprise Edition" を選択

5. Oracleホーム・ユーザーの指定
仕事ではいつも "Windows組み込みアカウントの使用" を選択していたが、
既定の "仮想アカウントの使用" を選択

6. インストール場所の指定
既定は "D:\oracle\app\user"
他に "D:\app\user" が選べるし、手入力も可能
Windows版のsetup.exeを使用する場合は、setup.exeの場所がOracleHome(OracleBase?)になることはないようだ。

setup.exeの他に setup.bat というも存在するが、これはカレントディレクトリをORACLE_HOMEにセットしてる?っぽかったので、こちらを使った場合はsetup.batの場所がORACLE_HOMEになるのかもしれない。

今回は既定の "D*\oracle\app\user" を選択

7. ステップ 6/8 サマリー
[インストール]ボタンをクリック

→ 進捗18%のところでエラー
このインストールは次の理由で失敗しました: D:\oracle\19c\inventory\Components21\oracle.jdk\1.8.0.201.0\installIP1Log.xml (アクセスが拒否されました。) ただちにセッションを終了しますか。

仕方ないので [はい]ボタンを押す。

再び以下のメッセージ
D:\oracle\19c\inventory\Components21\oracle.jdk\1.8.0.201.0\installIP1Log.xml (アクセスが拒否されました。)

上記メッセージで [OK] ボタンを押すとインストーラーは終了した。

原因は?

エラーメッセージで示されたファイルを確認。
・存在している。ただし更新日時は 2020/08/10 00:00 (日付は合っているが時刻はシステム時刻でない)
・ファイルサイズは1KB
・ファイル内容
<?xml version="1.0" standalone="yes" ?>
<!-- Copyright (c) 1999, 2019, Oracle and/or its affiliates.
All rights reserved. -->
<!-- Do not modify the contents of this file by hand. -->
<ACTION_LIST>
</ACTION_LIST>
・ファイルのプロパティを開いてみると…
・読み取り専用になっている (これが原因か?)
・ディスク上のサイズは 0バイト?

なぜ0バイトなのか分からなかったが、読み取り専用属性を解除して、
cd /d d:\oracle\19c
attrib -r /s
もう一度 setup.exe を実行してみる。

インストール (3回目)

1. コピーした setup.exe (D:\oracle\19c\setup.exe)の実行

… 以降 インストール(2回目) と同じ手順で実施

2. ステップ 9/9
"Oracle Database の登録が成功しました。"

インストール完了した模様。
[閉じる]ボタンで終了する。

3. 裏に "Windows セキュリティの重要な警告" 画面が隠れていた。
java.exeのファイアウォール警告
これは、これまでの旧Oracleでも同じメッセージが表示されるので、
"プライベート ネットワーク" にチェックを付けアクセスを許可しておく。

とりあえずインストール成功か?


Oracle

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