■ Kotlin #4:オブジェクトの集合

Kotlinの配列は?
前回記事:Kotlin #3:文字列テンプレート


配列

Kotlinに配列は存在せず、配列はArrayクラスで表現する。
arrayOf関数やarrayOfNulls関数で初期化。
※ 大小文字は識別するので注意。

配列の要素にアクセスするには、一般的な言語と同じで、
配列名[インデックス]
で良い。インデックスは 0 から開始。

コレクション

複数のオブジェクトをまとめて格納するためのクラス = コレクション
リストやマップ、セットなどがある。

リスト

1種類のデータを格納する順序の付けられたコレクション
listOf関数で初期化、配列と同じ書式で要素にアクセスする。
型推論が可能。
    val x = listOf("a","b","c")
    val y = listOf<String>("a","b","c")
  
リストはイミュータブル(変更不可)、配列はミュータブル。
初期化後に要素の変更はできない。

ミュータブルなリスト

ミュータブルなリストを作るには mutableListOf関数を使う。

マップ

データとキーを紐づけて格納する。
キーバリューペア = 連想配列
マップの生成は mapOf関数を使用。
    val x = mapOf("a" to "aaa", "b" to "bbb")
    x["a"]
  
上記の"a"、"b"がキー
キーに対応するバリューが保存されていない場合は null を返す。

ミュータブルなマップの生成は mutableMapOf関数を使う。

"to" の実態は Pair<Key, Value> のインスタンスを返す関数





次回記事:Kotlin #5:レンジ


Android Studio, Kotlin学習

0 件のコメント:

その他の記事