WSL:WSL2をインストールしてみる

https://docs.microsoft.com/en-us/windows/wsl/install-win10
インストール方法には
・簡易インストール (Simplified install)
・手動インストール (Manial install
の2通り存在するが、簡易インストールはOSビルド 20262以上(いわゆるプレビューリリース)が必要なので、今回は手動インストールを行う。

現在 "Windowsの機能と有効化または無効化" で有効としているのは
・Hyper-V
・Linux用Windowsサブシステム
・Windowsハイパーバイザープラットフォーム
・仮想マシンプラットフォーム
であるが、とりあえず手順通りに作業を行う。

1. Linux用のWindowsサブシステムを有効にする
管理者権限としてPowerShellを開き、次をコマンドを実行する。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
実行結果:
PS C:\WINDOWS\system32> dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.19041.844

イメージのバージョン: 10.0.19042.867

機能を有効にしています
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。

2. WSL2を実行するための要件を確認する
Windows10 バージョン 1903以降、かつビルド番号 18362以降が必要

3. 仮想マシン機能を有効にする
管理者権限としてPowerShellを開き、次をコマンドを実行する。
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
実行結果:
PS C:\WINDOWS\system32> dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart

展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.19041.844

イメージのバージョン: 10.0.19042.867

機能を有効にしています
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。

3. Linuxカーネルアップデートパッケージをダウンロードする
以下(x64マシン用のWSL2Linuxカーネル更新パッケージ)をダウrノードしインストールする。
https://wslstorestorage.blob.core.windows.net/wslblob/wsl_update_x64.msi

4. デフォルトバージョンとしてWSL2を設定する
PowerShellで以下コマンドを実行する。
wsl --set-default-version 2
実行結果:
PS C:\WINDOWS\system32> wsl --set-default-version 2
WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください

5. 選択したLinuxディストリビューションをインストールする
Microsoft Storeで "Linux" を検索し、任意のLinuxをインストールする。
今回は "Ubuntu 20.04 LTS" をインストールした。
インストールしたらMicrosoft StoreまたはスタートメニューからUbuntuを起動する。

初回起動時は新しいユーザー名とパスワードを入力することで起動する。

5. WSL2で動作していることの確認
PowerShellで以下コマンドを実行しVERSION列で確認できる。
PS C:\Users\user> wsl --list --verbose
  NAME            STATE           VERSION
* Ubuntu-20.04    Running         2

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