■ 仮想マシン修復

VMware Player(以下VM Player)の仮想ディスクVMDKファイルをVirtualBoxで使用するテストを行っていたところ、仮想上のWindowsXPが「Error loading operating system」エラーで起動できなくなった。
修復を試みる。


1) BIOS設定変更
修復するためにはCDブートが必要となるが、VM Player のBIOS画面は一瞬で閉じてしまうためブート先の変更ができない。
そこでBIOS画面を5秒表示するように仮想マシン設定ファイルを変更する。
仮想マシン設定ファイル(~.vmx)をテキストエディタで開き以下1行を末尾に追加
BIOS.BootDelay = "5000"

2) WindowsXP CDを仮想上のドライブにセットし仮想マシンを起動
BIOS画面が表示されたら[ESC]キーを押し、Boot Menuを表示する。
Boot Menuから[CD-ROM Drive]を選択しEnter
Windows Setup画面が表示されたら、すかさず[F6]キーを押す

3) SCSIドライバ読み込み
仮想ドライブはSCSIであるためWindowsXP Setupから認識されない。
そこでSCSIドライバを読み込ませる。
2)の作業でWindows Setup画面で[F6]キーを押したことで追加ドライバの画面に切り替わるので、[S]キーを押す。
フロッピーを入れろ、と表示されるので、仮想マシン設定画面を起動し フロッピーに以下ファイルを選択。
C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Player\Resources\vmscsi.flp
※設定画面の[デバイスのステータス]接続済み にチェックを付けておく。

Windows Setup画面で[Enter]キーを押すとドライバ名[VMware VMSCSI Controller]が表示されるので[Enter]キーを押す。
さらに[Enter]キーを押し処理を進める。

4) 修復コンソール実行
セットアップの開始画面まで処理が進んだら [R]キーを押し、回復コンソールへ進む。
回復コンソールが起動したら、Windowsフォルダの選択 → Administrtorパスワードの入力を行う。

5) MBR修復
以下コマンドを入力し[y]キーで処理を進める。
fixmbr

EXITと入力。するとWindowsはリブートするので起動できるか確認。

→ 結果的に修復できなかった。(同じくError loading operating systemが発生する)
重症らしい…

-- 以上 --


VMware Player

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