WSL #23:LinuxからWindows環境変数を参照する方法


環境

■ WSLバージョン:
WSL バージョン: 2.3.24.0
カーネル バージョン: 5.15.153.1-2
WSLg バージョン: 1.0.65
MSRDC バージョン: 1.2.5620
Direct3D バージョン: 1.611.1-81528511
DXCore バージョン: 10.0.26100.1-240331-1435.ge-release
Windows バージョン: 10.0.22631.4317

■ Ubuntuバージョン:
Distributor ID: Ubuntu
Description: Ubuntu 24.04.1 LTS
Release: 24.04
Codename: noble

WSL2のLinuxからWindows環境変数を参照する方法

■ WSLENV環境変数:
Windowsの環境変数 "PATH" は、自動的にWSL2上のLinuxの環境変数Pathに設定されるが、
それ以外のWindowsの環境変数をLinuxへ設定したい場合は、Windowsの環境変数 "WSLENV" に環境変数名を設定すれば良い。
WSLENV = 環境変数名1:環境変数名2:・・・環境変数名n

ユーザー環境変数で大丈夫みたい。
また、Linux起動中の場合は、Linux(WSL)の再起動が必要

■ wslverコマンド:
wsluパッケージをインストールすることで、Windowsの環境変数を参照できる wslvarコマンド が使えるようになる。
sudo apt install wslu

使い方:
wslvar Windows環境変数名

実行例:
user@win11a:~$ wslvar userprofile
C:\Users\user      
    


WSL, WSL2

0 件のコメント:

その他の記事