Hyper-V:仮想マシンを復活する方法


はじめに

過去記事「Hyper-V:メニューから消える?」にて書いたが、Windows UpdateしたらHyper-Vがスタートメニューから消えてしまった。

以下の手順でHyper-Vを有効化、
過去記事「Hyper-V:有効にする方法

Hyper-Vは起動できるようになったが、過去に作成してた仮想マシンが消えてしまった。
ただ、ホスト上に仮想マシンの各種ファイルは残ったままなので、仮想マシンの復活を試みる。

ちなみに、私の場合は、仮想マシンの各種ファイルはHyper-Vの標準的なフォルダ構成ではなく1つのフォルダにまとめて作成するようにしている。
(例)
[仮想マシンのフォルダ]
├ [Snapshots]
├ [UndoLog Configuration]
├ [Virtual Hard Disks]
├ [Virtual Machines]

仮想マシンを復活する方法

■ 仮想マシンフォルダ名リネーム:
復元元仮想マシンのルートフォルダをリネームしておく。
自分の場合は C:\vm\win11 に仮想マシンのすべてのファイルが入っている。
このフォルダを C:\vm\win11_bak のように変更する。

■ 仮想マシンインポート:
Hyper-Vマネージャーを起動、[仮想マシンのインポート] を選択する。
「インポートする仮想マシンを含むフォルダーを指定してください。」のところで、先ほど変更したフォルダを指定する。

■ 実行するインポートの種類:
「仮想マシンを復元する (既存の一意なIDを使用する)」を選択する

■ 仮想マシン格納先フォルダ指定:
自分の場合は、仮想マシンの各種ファイルを別の1か所のフォルダにまとめておきたいので「仮想マシンを別の場所に格納する」にチェックを付け、
元々仮想マシンの各省フォルダを置いていたフォルダ(例えばC:\vm\win11)を指定する。
また次の画面(「インポートした仮想ハードディスクのこの仮想マシンでの保存場所を指定してください。」)でも、先ほどのフォルダ + "Virtual Hard Disks" を指定する。

これで復元できるはずだが。
仮想マシンのディスクイメージをまるごとコピーするので、結構な時間がかかる。

また、仮想スイッチを作成してた場合、それらは復元できないので、あらかじめ作成しておく。

が、うまくいかない・・

仮想マシンを復活する方法(2)

インポートでは以下エラーとなりダメだった。。
基本的にはディスクが復活できれば良いので、新規に仮想マシンを作成し、復元元ハードディスクを接続することで対応してみる。
■ 仮想マシンの作成:
新規に仮想マシンを作成、
仮想ハードディスクの接続で、復元元のvhdxファイルを指定。
C、Dドライブの2つのvhdxファイルがあるが、とりあえずCドライブ用だけ接続した。

仮想マシン起動・・
起動できた。

ついでにDドライブも接続して試す。
ただ、BitLockerで暗号化してたので、Windows起動の際に回復キーの入力が毎回必要。

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