FreeBSDでsudoコマンドを使う


FreeBSDでsudoコマンドを使う

FreeBSDをインストールしたが ※過去記事:FreeBSDをインストール
sudoコマンドが使えない状態だった。
コマンドが使えるようにインストールしてみる。

"pkg install sudo" コマンドを実行
すると以下メッセージが表示された。
The package management tool is not yet installed on your system.
Do you want to fetch and install it now? [y/N]: 
まだパッケージ管理システムがインストールされていない、
ということなので "y" を入力してインストール。

が、失敗したっぽい?
failed to extract pkg-static: Failed to create dir 'usr/local/sbin'
  
/usr/local/sbinへの権限が無いらしいので、
suコマンドで・・・としたいがsuコマンドも使えない。
BAD SU user to root on /dev/ttyv0
  
こんな時は仮想コンソールを使ってrootでログインすればよい。
※過去記事:FreeBSDの仮想コンソール

[ALT]+[F2]キーを押し、別のコンソールを起動、rootでログインする。
ログイン後 "pkg" コマンドを実行
"The package management tool is not yet installed on your system"
"DO you want to fetch and install it now? [y/N]" と聞いてくるので "y" を入力
これで pkgコマンド が使えるようになる。(と思う)

"pkg install sudo" でsudoコマンドをインストールしてみる。
→ インストールできました。

もう一つやる事がありました。
それは対象ユーザをwheelグループに所属させること。
※過去記事:FreeBSDでグループへのユーザー追加方法
pw group mod wheel -m ユーザ名
  
あともう一つ、visudoコマンドを使ってsudoersファイルを変更する必要がある。
※既定ではwheelグループへのsudo権限が有効になっていない。
visudoを実行するとviエディタでsudoersファイルが開く。
(viの使い方が厄介・・・)
この中で、
"# %wheel ALL=(ALL:ALL) ALL" または
"# %wheel ALL=(ALL:ALL) NOPASSWD: ALL"
どちらかの先頭の # を外し有効にしておく。
sudoコマンドでパスワードを聞いてくるかの違い。
今回は NOPASSWORD の方を有効にした。
※ # を削除するにはカーソル移動後に "x"キー
※ 保存し終了するには ":"キー → "wq"

rootユーザーは "exit"コマンドでログオフ、
[ALT]+[F1]キーで、元のユーザーに戻る。

ログイン済みのユーザーはログオフした後からsudoコマンドが使えるようになる。


UNIX, FreeBSD, Linux, Tips

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